多色摺木版画の特質を生かし!!!橋本 興家(はしもと おきいえ:HASHIMOTO, Okiie)の木版画作品 題:バラ 専用額付き(簡易化粧箱入り)
額サイズ 79×65㎝
エディション 73/80
鳥取県八頭郡船岡町(現八頭町)に生まれた橋本興家(はしもと・おきいえ 1899(明治32)年~1993(平成5)年)は、鳥取師範学校(現 鳥取大学)を経て、1921(大正10)年東京美術学校(現 東京芸術大学)師範科に入学し田辺至らに学びました。卒業後は教員をする傍ら、10年余り油彩画に取り組みましたが、島根県出身の版画家・平塚運一の版画実習に参加し木版画の魅力に惹かれ本格的に木版画の制作を始め、1937(昭和12)年、国展と日本版画協会展に出品。38歳という比較的遅い版画家としての再出発でしたが、以後93歳でその生涯を閉じるまで、多色摺木版画の制作に精魂を傾け続けました。1974(昭和49)年には日本版画協会理事長に就任し、日本版画会の重鎮として活躍する他、国際版画ビエンナーレ展に出品するなど国際的な活動も展開しました。
作家略歴:
1899-1993
鳥取県に生まれる
日本版画協会
1924 東京美術学校師範科卒業
1971 紺綬褒章受賞
1980 勲四等旭日章受賞
主なモチーフ 城 庭 風景 花
著書「日本の城画文集」「古城十景画文集」「日本の城全版画集」他
2011-05-24 19:19:16