さんざし
「さんざし(山査子)」は、全ヨーロッパ北部・中国北部で育つバラ科の植物です。外見は鮮やかな深紅色が特徴的な姫リンゴのような果実です。
「さんざし」は、ハーブ(生薬)として使われてから、二千年余りの歴史があり、西洋・アメリカでは、強心作用や血流の循環を良くするハーブ(生薬)として、習慣的に使われています。もちろん日本でも、漢方薬として日常的に使われており、アレルギー性の症状を緩和させる商品に、「さんざし」を見ることができます。
現在では、高い抗酸化作用を持つことも分かり、日本人の食事が欧米化していることもあって、特に注目されている素材です。
2008-08-27 20:13:53