ジャルダン ド ラ フランス(ヴィエイユ ヴィーニュ) 45004
【軽めの赤】
樹齢70年の古木で出来たぶどうをぎりぎりまでおき、完熟する9月末に収穫しました。
軽やかな赤ワインで有名なボジョレー地方でよく見られる炭酸ガス浸漬法(マセラシオン カルボニック)という手法を用いて造られたワインですが、砂利質の土壌で力強く育ったぶどうを使用しているため、「軽い」だけではない、優しい「旨み」がじわじわ感じられるワインです。液面は若々しい輝きのある紫。イチゴジャムの香りにスパイス、ハーブのニュアンスがあります。口当たりは優しく、タンニン、酸味とも穏やかです。溌剌としたフレッシュさの中にも複雑さがあり、見事なまでのバランスの良さが飲み手の心をくすぐります。
ジャルダン ド ラ フランスとは、“フランスの庭園”という意味で、この地方で造るヴァンド ペイ(地酒)にはこの美しい名前をつけることが出来ます。
2007-09-21 15:03:59