メディタシオン「瞑想」 赤 15008
【重めの赤】
今は大変珍しい品種となった「エジオドーラ」種を50%使った、十分な渋みを持つワインです。深い赤紫の色合に、ミルティーユ(こけもも)を思わせる凝縮した果実香、スパイスや煎ったヘーゼルナッツを感じさせる香りが広がり、非常に力強く濃密で、コクのある余韻がインパクトの強い1本です。
エジオドーラ=そもそも病気に強い品種を、ということで、よく南西地方で植えられているフェール セルヴァドウ種(Fer Servadou)とアブリウ種(Abourriou)を掛け合わせて作られたものだそうです。これを使うと、ワインのバランスが良くなり、どこか懐かしい感じのするワインに仕上げることができるそうです(実際、タリさんは1950年代のワインを再現したいからこの品種を植えているそうです)。新しい品種ではなく、古くはこの地方で植えられていたのですが、今はほとんど見かけられなくなった品種だそうです。
2007-10-31 20:19:07