サン ニコラ ド ブルグイユ グラヴィエ 赤 45002
若きボアザール兄弟が造るワイン。既にパリでも注目されていて、オーガニックワインでも有名なギャラリーラファイエットでも販売されています。
既にしてかなりの完成度なのに、飽くことなく日夜研究を重ねるボアザール家。
今後のポテンシャルを考えると、まったく目が離せません!
程よい酸味を兼ね備えた、赤い果実のジャムの香り(木いちご)が豊かな凝縮感のあるワインです。十分丸いタンニン分が酸味と調和し、非常に心地よい余韻が残ります。
紫がかった液面には若々しさを感じ、今後のポテンシャルの高さに期待が膨らみます。
グラヴィエとは、フランス語で砂利の意味。畑の土質から命名されました。
一般的に、土壌は水はけが良くて、蓄熱性が高いのが理想とされています。
砂利の土壌この「水はけが良くて熱を保温する力に優れている」性質を備えています。
水はけがいいと、根がより深くまで水を捜し求めるのでぶどうに力強さが備わり、昼間にたくさん蓄熱し、夜にたくさん放熱するので昼夜の温度差が大きくなり、果実がしっかりと熟します。
同じボアザール家の別の畑で収穫したブドウから造るサーブル(砂)に比べて、力強い印象です。
★ 2004年は、第十回フランスオーガニックワインコンクール銀メダル受賞!
土壌: 砂利
ぶどうの樹齢: 30年
収穫高: 40hl/ha
好適熟成期間: 5年
2008-09-17 11:54:14