ボジョレー スペリュール 26019
ヌーヴォーではない、熟成タイプの上級品
セミマセラシオンカルボニックで、ヌーヴォー+8日間漬け込み、
じっくり熟成させました。
生産者のドアットさんは、ボジョレーではいち早く、1982年からオーガニック農業を続けています。
化学肥料や農薬を使う慣行農業から転換した直後は、
畑に力がなく、問題も多々ありましたが、
今では生態系のバランスが非常に取れてきて、
ぶどうの質がどんどんよくなって来ているのはもちろん、病虫害もほとんどないそうです。
「私にとってオーガニックとは、他には替えられない最良にして唯一の選択。 今さら、別の方法でやれと言われてもとてもできません。」
ワインにとってぶどうの質は最重要。
このボジョレースペリュールには、
こんなに素晴らしい畑でできるぶどうの中でも樹齢の高い木の果実に限定し、
その果実もさらに丁寧に厳選して使用しています。
新酒のヌーヴォーと違い、じっくり時間をかける特別仕込み。
浸漬日数はヌーヴォーが5-6日なのに対し、14日間も。
ワインのポテンシャルは、ヌーヴォーや私家版よりいっそう高くなります。
紫がかったルビー色。タンニンは絹のようにきめ細やかく、コクのある果実味豊かな味わいが長く続く。同じボジョレーでもヌーヴォーとは異なり、長期熟成タイプです。
不動の人気、いや毎年上り続ける人気を誇る、マヴィのキラーワイン、ボジョレー ヌーヴォー。その生産者のドアットさんが、さらに手をかけて造り上げる、上級ワインです。
いつものワインに飽き足らなくなったら、お選び頂きたい1本です。
2008-10-08 14:09:40