カオール(黒ワイン) 1998 46005
まずはラベルからして只者ではない、このカオール1998。
目が…離せません。
フランスの香りが濃厚に漂います(ちょっとFranz Ferdinandっぽくもあり)。
アーティスティックなインパクトは、ラベル買いも十分にアリ、なのではないでしょうか。
おしゃれな大人の女性にはきっと受けます。
もちろん、中身は見た目に負けず、インパクトのあるワイン。
10年の熟成を経た力強さの中に、カオールの典型的な特徴を持つワイン。
ワインに力強さ、重さ、複雑さを求める方には、
ぜひお試しいただきたい。
これはアナタのワインです!
非常に濃密で深い色合いで、まだ縁は若さの残る紫を呈している。干した果実(プルーンやいちぢく)、ミント、タバコ、ロースト香などたくさんの要素が詰まった複雑な香り。きれいな酸味と滑らかでたっぷり感じる渋み。余韻が非常に長く、肉料理や旨みの詰まったチーズにぴったり。
17-18度で飲むのがベスト。
1998年はとても暑く、天気に恵まれ、大きな問題もなく、収穫時は一滴の雨も降らなかったそう。ワインには酒石酸*が多く、お陰でSO2使用量が非常に少なくて済んだそうです(計14mg/l)。
*酒石酸はワインの状態を安定させる効果があります。
カオールは、一般的にはポリフェノールが多いワインとして知られています。色が黒っぽいほど濃いことから、「黒ワイン」と呼ばれることもあります。ステーキなどしっかりしたお肉料理をいただくと、コレステロールなど体内の脂肪値はすぐにどーんと上昇しますので、健康を気にされる方はしっかりお肉を食べたい時のお供にグッド。
生産者のゴダンさんによると、ビオディナミ農法で作られたワインは開くのに時間が掛かるので、香りと味を十分お楽しみいただけるよう、少なくとも飲む2時間前には抜栓するのがおすすめだそうです。
2008-10-15 14:53:23